■「西南のひかり」とは？
1988年に果樹試験場口之津支場 において，剥きやすく良食味な「アンコール・興津早生 No.21」に、高騰度で美味しい「陽香」を交配して育成された品種です。
「西南のひかり」という名前は、九州（西南地方）で育成され、柑橘の産地に光をもたらすようにという願いが込められています。

年内に成熟し、剥皮容易でじょうのう膜が薄く、種が少なくて食べやすいです。
果肉は柔軟・多汁であり、高糖度で食味が良いのが特徴です。
特に機能性成分であるβ-クリプトキサンチンを高濃度含有します。
※β-クリプトキサンチンの血中濃度が高いことと骨粗しよう症予防効果，糖尿病予防効果との関連性が報告されています。



■「せとか」とは？
1984 年に果樹試験場口之津支場において、口之津 37 号（清見×アンコール No. 2）にマーコットを交雑し、育成された交雑品種です。
「せとか」という名前は、長崎県の南島原市口之津町が育成地で、そこからみえる海峡「早崎瀬戸」の「せと」と、香りが良いことが由来。
また、瀬戸地域での栽培を期待されて名付けられました。


糖度は12~13度と高く、柑橘類の中でも非常に甘いみかんです。酸味が少なく、苦味もありません。さらに果汁が多くてとってもジューシー！「柑橘の大トロ」という異名にふさわしい、とろけるような味わいです。
外皮・じゅうのう膜は薄く、種がなく、柔らかい肉質をもちます。お子様でも食べやすいです。柔らかいので、包丁で切ってお召し上がりください。

早期結実する特徴を持ち、耐寒性、耐暑性、病害虫抵抗性に優れています。はじめて栽培に挑戦する方も安心です。
皮が薄く大量生産がしにくいため、生産量が少ない希少な品種です。市場であまり出回らない希少さから、高級贈答品としても人気があります。



「べにばえ」とは？
(林温州・福原オレンジ)No.9に「アンコール」を交雑して育成した早生のタンゴールです。
外観は赤橙色、果面がつるるんと滑らかで、見た目が美しい品種です。
「べにばえ」という名前は、果実の外観がなめらかで美しく、果皮の紅色が映えることに由来します。

種ありですがじょうのう膜が薄く、食べやすいみかんです。
糖度は約13％と高く、酸味は少なくアンコールに似た芳醇な香りがあります。


■内容量
柑橘３種類の苗木 （西南のひかり・せとか・べにばえ） 4号ロングポット（高さ 約80cm）

■注意事項
・植物ですので到着後はすぐに開封してください。
・画像は収穫時の実のものですが、出荷は苗木のポット植えになります。
・個体差や時期の素材入荷状況により、画像とは姿、形が異なる場合、また素材が多少変更になる場合もございます。 ・商品の性質上、配送先が同一の場合でも商品1点ごとの梱包となります。