■日本人のこころ、桜。
桜は春の象徴、花の代名詞として、和歌や俳句をはじめ、文学全般において非常によく登場し、古くから日本人にはなじみが深く、春本番を告げる役割を果たします。
中国文化の影響が強かった奈良時代は、和歌などで単に「花」といえば梅をさしていました。
平安時代になり国風文化が育つにつれて桜の人気が高まり、「花」とは桜を指すようになります。
桜では開花のみならず、散ってゆく儚さや潔さも、愛でる対象となっており、はかない人生を投影する対象となりました。
潔さを人の模範と見て、江戸時代以降しばしば武士道にも例えられます。
現在でも桜の花の下で宴会をする花見は風物詩であり、桜の名所も日本全国各地にあります。






■ソメイヨシノ(染井吉野)とは？
染井吉野は、桜の代表品種で吉野桜とも呼ばれています。いわずと知れた、桜の中の桜。
今では桜と言えばソメイヨシノと思われるほど、全国各地に植えられているお花です。
植栽してから15年ほどすると花つきが良くなり、20～40年の期間は見事な花を咲かせます。
咲きはじめは淡紅色で、満開になると白色に近づきます。
中輪の一重咲きで花びらは5枚です。
葉が出る前に花が開き、枝もたわわに花をつけ、群植すると一斉に開花するため、非常に豪華で華やかな桜です。


■育て方
栽培環境：
・日当たりや風通しの良い場所を好みます。
・大きくなるため地植え向きの樹木です。
・水はけがよく、肥沃な土壌を好みます。

お世話：
◆水やり
[鉢植え]:鉢の表面の土が乾いたら、たっぷりと水をあげます。 [地植え]:根付いてからは特に水やりの必要はありませんが、夏期など乾燥が続いた時にはたっぷりと与えてください。

◆肥料
肥沃な土を好むため、植え付けの際に元肥を混ぜ込みなら植えましょう。
以降は、冬の落葉機に「寒肥」、花後に「お礼肥」を与えます。根元から少し離れたところに施してください。

◆植え替え
鉢植えの場合は、2～3年に1回は植え替えるように心がけましょう。
大きめの鉢に植え替えると管理が楽になります。
根が鉢の底から出てくるようになった時も植え替えのタイミングです。




※写真は成長時(開花時)のイメージですが、お届けの際はまだ苗ですので、ご了承ください。
　お届け時には個体差があります。写真、サイズと異なることがありますので、ご了承ください。

商品名	桜苗木 ソメイヨシノ(染井吉野) 5号ポット×１個
サイズ	ポットサイズ：5号（直径約15cm） 高さ：95cm程度
メーカー	マスダグリーン
注意事項	・植物ですので到着後はすぐに開封してください。 ・植物の特性上、イメージと異なる場合がございます。 ・花の数や葉のボリューム・全体の形や色は植物の成長により個体差があります。何卒ご了承ください。 ・写真は成長時(開花時)のイメージですが、お届けの際はまだ苗ですので、ご了承ください。